Dr.Tech/ディーテック

Dr.Tech/ディーテック

幼少期から英語でお金の仕組みとプログラミングを母国語の様に学び、考える力が身につくプログラムです。
プログラミングの基礎や、お金の仕組みを学ぶには欠かせない算数(計算問題)、そして経済や金融の基礎を、ネイティブの先生と一緒に英語で学び、自由な発想でトライ&エラーを繰り返し解決策を見つけることで、「英語耳」、「自ら考える力」が養われていきます。

 

年齢や学年によって変わるプログラムではなく、生徒一人一人のレベル、本人の向上心と自主性に合わせて個別のプランでレッスンを進めていくため、1年生であっても5歳であっても、「掛け算にチャレンジしたい」という事であれば、概念から教えてあげることができますし、3年生で為替のしくみを学んで勉強をしている子もいます。
同じ年齢でもA、B、Cの読み書きを習っている子もいれば、英語でお金のしくみを学ぶ本のリーディングに挑戦している子もいます。
興味を持つものにはチャレンジをさせてあげる。

 

これは少人数制だからこそ出来る点で、1つのクラスに2,3人居ても、1人1人の強みや弱みに合わせて、その子に合った進み方をそれぞれ違う方法で行っています。

 

加えて、その日のムードによってレッスン全体の内容を変えることもあります。
レッスン前の保育園・幼稚園や学校の活動で疲れていたりすると、いつも出来ることが出来ない時もあります。
今日はちょっと調子が悪いかな?疲れているのかな?という時などは、その都度教材を変えて、生徒の精神的負担を軽減しながらレッスンを進めていきます。

 

時には、普段のレベルより少し難易度を下げて、リラックスして臨めるようにしてあげることで、自信を喪失せず課題に取り組めるような工夫をしてあげたり、生徒一人一人に寄り添っています。

タイピングと同時に発音して覚える

タイピングスキルも、これからの時代、子どもたちが身につけておくべき必須スキルの一つとも言えるでしょう。
タイピングの教材を用いて、例えば、エー(A)、ジェイ(J)、ユー(U)などの「アルファベット読み」ではなく、(æ)、(dʒ)、(ʌ)のように発音にフォーカスしたネイティブの先生の「フォニックス読み」を聞きながら、音とアルファベット、そしてタイピング技術を一緒に習得していきます。

フォニックス(phonics)
英語の発音でアルファベットを覚える

「フォニックス」学習法とは、英語の「スペル(つづり)」と「音」の法則を耳から学ぶことで、音を聞き分けて、初めて見る単語でも音を頼りに正しいものを選ぶことが出来る。
新しい単語を学ぶ際も、「暗記」ではないので、初めてみた単語でもなんとなく読める。初めて聞いた音でもなんとなく書ける。こんな音だった、こんな風に書くのかな?と想像することができるようになる学習方法です。

①ネイティブの先生の英語を聞き
②日本語をちりばめながら日本人の先生が生徒をフォロー

日本語は見たままの発音で、「スマホ」をsu,ma,hoと読めますが、英語の場合は、「smart phone」をエス、エム、エー~とは読みませんよね。

このように英語は「A(エー)」をそのまま発音せず、「A(アクセントの効いた「アッ」)」など音を覚えないと読めないものです。(例:Apple/アッポル)

音とスペル、アルファベットの規則性を大事にしていくことで、生徒たちは
「car」と聞いて、「C」から始まる音
「change」と聞いて、「CH」で始まる音
「sale」と聞いて「S」から始まる音
と深く認識していくことが可能になります。

タイピング教材をはじめ、英語教材に取り組む際は、「フォニックス」を取り入れながら、英語圏の子どもたちが言葉を学ぶ環境に、より近い形で学習を進めていきます。

英語でお金のことを学ぶ

「お金の単位」の勉強として
「How much is one thousand yen plus fifty yen?」(1,000円と50円を足したらいくら?)、「What about fifty yen plus ten yen?」(50円と10円足したら?)のような計算問題に挑戦します。

少し難しそうな表情を見せた時は、お札やコインの教材を使用し、50円玉と10円玉をみて60円と理解をし「Sixty yen!」と回答することが出来ます。

正答する度に「Perfect!」「Good job!」など英語で励ましながら、少しずつレベルを上げていきます。

「1,000円と50円でいくらになる?合計金額を書いてみようか?」
「1,000円と100円は?1,100円はどう書いたらいいかな?」など、お金の計算を通じて、1年生でも百の位、千の位の足し算・引き算、数字の書き取りも同時に学ぶことができます。

英語で数字を書くことも学んでいきます。
「次は1,000、100という単位を英語で覚えてみようか。」
Thousand→1,000、Hundred→100
など、スペルと数字を一緒に学んでいきます。

「5,000円」は「Five thousand」、「300円」は、「Three handred」などと応用しながら覚えていきます。

両替(exchange)について、生徒に教える

先生:例えば、「500円を両替してください。」と言われたら、100円玉5枚と交換できるよね。「1,000円を両替してください。」と言われたら、500円玉2枚と交換してあげられるよね。
先生:それから、アメリカに旅行をするときは「円」っていう日本のお金は使えないよね?アメリカでは、「ドル」って言うお金を使うのだけど、その「ドル」を”Get”するために「円」から「ドル」に替えることも両替というんだよ。両替って言うのはお金を交換することだよ。
英語では「Exchange」って言うんだ。言ってみようか。
生徒:「Exchange!」(と発音する)

一般的な英会話教室のグループレッスンや塾などでは、みんなが同じ教材を使って進める事が多いですが、「Dr.Tech(ディーテック)」では個人のレベルに合わせてレッスンを進められるため、年齢や学年に関係なくその子の能力や理解度によって教える内容を変えています。

学校では、一年生で両替のこと、お金のしくみを教わりませんが、生徒の興味や理解度によって一年生でもお金に関わる課題に取り組み、学校のカリキュラムの進み方に左右されず、理解を深めていきます。

3歳・4歳でお金に関わる教材を使用することもあれば、2年生、3年生になって学ぶ子も居ます。

プログラミングを学ぶ

プログラミングと言っても、コンピューター言語を教えるのではなく、プログラミングの思考を学びます。

今彼女がやっているのは、汽車をどのようなルートで駅舎まで走らせるかを事前に考えて、線路を配置する。そして、同じ動きを繰り返す際に使う「ループ」の指示を出しています。

ヒントは出してしまえば簡単ですが、本人の限界に近いところまで、なるべく自分の力で考えさせてあげます。

プログラミングの教材は多数存在し、蜂型プログラミングロボット(Beebot)を使って、遊びながらマッピングの基礎を身につける物や、タブレットやパソコンを使い、「規則性」や「論理」を理解しつつ、遊び感覚で学べる基礎的な教材から、英語でコマンドを出しながらプログラミングロジックを学ぶ教材など多岐にわたります。

使う教材は全て英語ですし、説明やヒントを英語で出すことで、自然と耳と目で英語を覚えながらプログラミングロジック、論理的思考、空間認識能力や計算力・問題解決能力の向上に繋げていきます。

「自分で考える力」と「問題解決能力」がつき、算数の力も伸びていく傾向があり、幼稚園・保育園や学校で、クイズやテストの点数が上がった子も多数います。

「英語の勉強をする」という感覚ではなく、自然と英語を受け入れていくようになる。

英会話教室ではないので、英語”を”学ぶ事より、
英語”で”何かをする。英語”で”説明を受ける。英語”で”ヒントをもらう。英語”で”プログラミングの課題、計算問題、お金のことを学ぶ。その中で、自然な英語、実用的な英語を身に付けていくことになります。

幼少であればあるほど、言語を覚えていく段階の年齢でもあり、日本語と同様に自然と「コミュニケーションツール」としての英語を身につけることが期待できます。

<あるひと時のこと>
例えば、先生と子どもが遊んでいるとき、子どもが「先生、目をつぶって!」と言ったら、「目をつぶって欲しい時は、「Close your eyes, please」って言ってごらん?英語で言ってくれたら、先生目をつぶってくれるよ。」
と教えてあげることで、そのシチュエーションを英語で遊びのように覚えていくのです。
大人の場合は、学校教育の影響もあり単語で考えてしまうことが多いですが、子どもの場合は、耳から得た情報を反射的に返すことで、日本語を覚えるように自然と英語を身に付けていくことができます。

レッスン中の先生同士のコミュニケーションも全て英語なので、常に子ども達の耳に「リアルな英語」が入るような環境が整っています。

常に英語が飛び交う環境ですが、もちろん日本語でのフォローもあります。
プログラミング、計算、お金のことも学ぶ中で、英語が理解できないことで学習が遅延をしてしまうことが無いように、必ず日本語のサポートを入れられる状態にしています。

鶴見校のオリジナル「ポイントカード」

レッスンを頑張ったら、ご褒美シールが貰え、そのポイントをお金(おもちゃの)に替えることができるしくみになっています。実は、このポイントカードシステム、お金は、何かを頑張った対価としてもらえるものということを、遊び感覚で身につける目的もあります。
そして、自ら得たお金でお菓子を買う。お釣りを貰う。というお買い物体験が出来ると同時に、お金は使わずに、貯金するというオプションや、貯める期間によってボーナスポイント(利息)がつく仕組みになっているので、「お金を稼ぐ」「消費する」「お金を管理する」そして「お金を育てる」ということを、自然に学ぶことにもつながります。

子ども達が、ここに来ることを楽しみにしてくれる。
遊び場感覚で来てぐんぐん能力アップをしていく。

兄弟姉妹やグループ内では、お互いを意識することもあり、向上心、自主性が生まれていきます。
「私も○○ちゃんと同じのをやりたい!」など、お互いを意識しながらレベルアップしていく。私たち講師が強制しなくても子ども達同士で切磋琢磨して頑張ってくれるのは、少人数制グループレッスンの良いところです。

通っている子のとあるエピソード①

毎週為替のレートチェックを課題に取り入れている子がいます。本人に「気付き」を与えるため、何のために毎週数字を書き込んでいるかはあえて教えずに1カ月が経過。彼は毎週数字が変わっていることに気づきました!「あ!数字が違う」と。この頃から為替への興味が沸きはじめ、今ではニュースで流れるドル/円レートが自然と耳に入る様になったり、更には、世界で何が起こっているのか?昨今の物価高はなぜ起こっているのか?ということにまで興味の幅は広がってきています。

また、プログラミングが好きな彼は、たまに自宅で作ったゲームを持ってきては、「先生、新しいゲーム作ったよ!子どもには簡単だけど、先生たち大人には難しいと思う!」などと茶目っ気たっぷりに見せてくれるなど、ゲーム作りも彼の趣味になっています。

プログラミングの課題に取り組みながら、「あっ!次のゲームは、こういうのを作ろう」と突然閃くことがあるようで、プログラミングの基礎を学びながら発想力(クリエイティビティ)が刺激され色々と応用ができるようになってきています。

更に、彼は自分が作ったゲームを「海外で売る」というシナリオを考えています。
「アメリカで売るなら、(US)ドルだよね。500ドルで売りたい。」「500ドルで売るなら、今日のレートだと日本円でいくら手に入るかな?」というような話も自然と出てくるように。

500ドルは少し高いかもしれませんが、彼なりに開発コストや、どれくらいの時間と労力を使ったかなどを考えて導き出した数字のようです。

マニファクチャリング、物づくりの概念と経済の基礎が備わってきています。
ゲーム作りに材料費は掛かりませんが、時間と能力、人件費をコストとして捉え、海外で売るために為替も考慮した上で、売値からいくらの利益が出るのかを計算しています。

ゲーム以外でも、製品を作る場合、海外から原材料を仕入れると為替が絡みます。
その中で、今日と先週、今月と先月など、レートを見比べてどちらが有利だったかを考えることで、円高、円安の概念を学んでいきます。

教科書を教えるのではなく、実生活に根付いた、子ども達にイメージしやすい学び方を考え教えています。「勉強」というよりは、楽しく、ストーリー性を持って経済を学んでもらっています。

通っている子のとあるエピソード②

小学1年生で、科学と数字に関しては中学生レベルの知識を持っているほどの子がいました。彼は英語があまり好きではありませんでしたが、興味を持たせるために彼の好きな科学や数字、宇宙の話、飛行機や新幹線など乗り物の話から始めることにしました。

例えば、「世界一速い戦闘機はなんだろう?」という疑問をもっていた彼に対して、私たちはその答えを探すため、彼と一緒に英語で検索をすることにしました。その中で、世界1位の速さを誇る戦闘機は、アメリカが作っているということが分かりました。

戦闘機について、エンジニアが話している動画を鑑賞しながら、「英語が分かれば字幕がなくても分かるね。英語がわかればアメリカに行って、もしかしたらこのエンジニアさんのような人たちから直接お話を聞くこともできるかもしれないよ。」など、彼の興味に繋がるトピックから、英語に対するモチベーションを上げてあげることをしました。

他にもこんな会話もありました。
先生:「エンジニアさんに会うことができたらどんな質問がしたい?」
生徒:「え~っとねぇ、時速何㌔?って聞きたい。」
先生:「じゃあ、それを英語で質問できるように練習しよう!」
このように、本人の興味や実生活に結びつけていく事で、英語力もどんどん伸びていく。
これは英語教室や教科書では学べない事だと思います。

最近では、興味を持つ物事について自主的に「これは、英語で何ていうの?」と聞いてくるようにまでなり、英語を避けていた頃が噓のように楽しそうに会話をしてくれています。

日々の生活や生徒の興味に結び付けて英語を学ぶ環境を作っていますが、時々子ども達から突拍子もない質問を受けることがあります。「地球の自転のスピードが2倍になったらどうなるの?10倍になったら何が起こるの?」「竜巻が起こるしくみって?台風ってどうやってできるの?」など。これらの質問も「じゃあ、いっしょに調べよう!」と、1年生と一緒に調べています。

(まだまだ、我々先生も学ぶことがあると感じています。)

さいごに

プログラミングやロジカルシンキングスキルを向上させる教材を通じて、自然と数字や計算に対する抵抗が軽減され、楽しんで取り組んでくれます。論理パズルもいい刺激になり、数字に関する能力や論理的に問題を解決する力、何手も先を読む力は物凄く伸びていきます。

当教室では、1年生の生徒でも掛け算が出来る子や、中にはマイナス(-)を使った足し算引き算もできてしまう子がいたり、年長さんでも、足し算、引き算ができる子もいらっしゃいます。

そのため、とある1年生の子は今年の4月に小学校にあがり、1カ月ほどしたころ、
先生:「学校どう?楽しい?」「〇〇くんの好きなお勉強も、いろいろな科目があって面白いんじゃない?」
生徒:「つまらない。」
先生:「どうしてつまらないの?」
生徒:「えー、だって算数が簡単過ぎるんだもん。」

学校では、1年生ならみんなが同じ教科書を使う。
彼はもともと数字に対する興味、理解力も高く、彼の頭のなかはもう中学年、高学年レベルまで進んでいるので、学校の算数はつまらなくなってしまう。
簡単すぎて先に終わってふざけてしまう。つまらないからやらない。などが起こってしまう。
そうなると、先生からみて、サボっている子と見られてしまう可能性がある。
本当は、もっとレベルの高いことに挑戦できる環境があれば、黙々とこなすことができるのに、それを学校では見つけてもらえないかもしれない。

ここでは、個別のレッスンプランを組むからこそ、同学年、同年齢よりもレベルの高いことができるようになりますし、逆に、基礎的なサポートが必要な子には理解できるようになるまでじっくり寄り添ってサポートしてあげることができます。だから勉強嫌いにならず、楽しみを見つけて取り組んでくれる。

子供たち1人1人の特性や、強み・弱みを理解し寄り添い、なぜ?なに?どうして?をちゃんと解決できる場所の提供ができる喜びを感じています。

疑問を持つことはとても大切。1人1人の「なぜ?」を大事にしています。

「学びとは問うこと」だと思っています。(学問も”学ぶ” ”問う”と書きますよね。)

彼らが疑問に思ったことは、なるべく解決してあげたい。
先生たちが分からない質問もありますが、パソコンを使って調べることができる。
同時にコンピュータースキルを上げることにつながる。
検索能力であったり、どういうキーワードを入れるかなど。
さらに、英語で検索することで、英語にも興味をもつ。

なぜ?なに?どうして?は、本当に大切です。

学校の教育が受け身だからだと思いますが、日本人は自分で考え意見を発することに抵抗を持っている子が多い傾向があります。

将来、多くのことに興味、疑問を持ち、自分の頭で考えて解決できる子に育ってほしいと願っています。

受験のための習い事とはちょっと違うので、受験対応を求める方には向かないかもしれません。ヒューマンスキルを育てる、非認知能力を伸ばしていく、自主性や考える力が自然と身に付いていくのが「Dr.Tech(ディーテック)」の特徴です。

講師紹介

Erza Smith(エルザ スミス)先生

土曜日は、Katrina Jane S.Bogo(カトリーナ ボゴ)先生も担当します。

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